
来るべき2021年、引き続き対策の中でとなりますが、延期となったオリンピックや新しい形でのビジネスにアイディアを絞り出すとともに、10年前やはり未曾有の被害を受けた東日本大震災での経験を改めての教訓として、新しい年のスタートを迎えたいと考えています。
レジ袋の有料化といったプラスチック使用による環境影響への考えが一般化する中、紙や布あるいは石といった自然素材を改めて見つめ、そういった中で「紙」の原点である触発力を現し、そして皆様に「紙」の能動性を感じていただく立体紙製品のご提供を継続していきます。
さて、ご好評をいただいている紙宇宙のオリジナルカレンダー。
毎年の干支をモチーフにして、紙宇宙持ち味のギミックが加わった構造・デザインとなっています。
2018年戌年しっぽふりふりカレンダー、2019年猪年走るウリ坊カレンダー、2020年子年鳥獣戯画十二支暦に続き、2021年は丑年「赤べこ暦」が完成しました。

組立は、胴体部分を差し込み、頭部を形作り、カレンダーをセットすると完成です。頭部がゆらゆらと揺れます。
又、会津木綿の風合いを座部にして飾ることができます。
企画・構造設計は村上貴子、図案は中村吉則。いつもの紙宇宙の企画制作メンバーの作品です。
2021年もご愛顧をお願い申し上げます。