ペーパークラフトやポップアップなどの「立体紙製品」をご発注いただいてから、設計、デザイン、製造の過程を経て、お客様に納品するまでの流れをご紹介いたします。
イメージに合わせてホワイトモデルを試作します。
用紙やサイズを選定しながら、第一次試作を作成します。
ホワイトモデルをご確認後、設計の修正を行い、簡易的に絵付けをしたカラーモデルを試作します。
この段階で正式な展開図データも作成します。
第二次試作(カラーモデル)のご確認後、試作修正と展開図への反映を行い、展開図データを完成します。
その後、平面に落とし込んだ展開図にグラフィックデザインの処理を行います。
グラフィックデザインを配置した試作(第三次試作)のご確認後、刃型データを正式に作成し、グラフィックデザインを決定します。この段階で、印刷や刃型抜きなどの加工処理の詳細な仕様も決定します。
デザインがOKになったら、展開データに基づき、本紙色校正を出します。色校正で最終試作(第四次試作)を行い、ご確認の上、修正処理をして印刷工程に入ります。
印刷が完了した刷本に刃型抜き加工を行います。ペーパークラフトの場合は、ハサミ・カッターを使わず、台紙からパーツが取れるようにつなぎを入れます。
(ハサミ・カッターで台紙から切り取る場合は、この工程はありません)
ポップアップの場合には、各パーツを刷本から取り外すために刃型抜きを行います。
ペーパークラフトの場合は、本体と組立説明書をOP袋などに封入セットします。また、ポップアップの場合には、刃型抜きで刷本から取り外したパーツに両面テープ等を使い、カードや絵本などの台紙に手作業で貼り込みを行い、ポップアップの仕掛けを完成させます。
最終的な検品後、発送用の箱に梱包いたします。