12月3日 師走入り 今年もお世話になりました
今年も師走入り、一年間お世話になりました。 紙宇宙のエントラ...
ミウラ折りで高名の三浦公亮東大名誉教授は、昭和5年生まれ御年84歳とご高齢だが、頭の回路は相変わらず若々しい。先日、竹尾さんの展示会のオープニングで、新ミウラ折りをご披露された。
「紙を四つ折りにすると、全開するのに二度の手間がかかる」「四つ折りの大きさにミウラ折りで折ると、全開するのに一度の手間で済む」というのが、ミウラ折り開発のポイントとおっしゃる。これを三次元に捉え、新ミウラ折りに辿り着いたとのお話し。
ワイン片手に英語でのスピーチは、「では一言、紙の専門家を前に」から約40分間。ドクターのほろ酔い講義に、紙の奥義を突きつけられる。居合わせた紙の専門家たちは、皆、立体を形作る“紙の世界”を改めて知る。
この竹尾さんの展示会「折り紙の呼吸展」。東大助教の舘知宏さんの計算折り紙など様々。見本帖本店の2階で9月10日まで開催されている。