ああ言えば口云会

月に一度、第3週当たりの木曜日に恒例の「こうゆう会」が続いている。もう15年か20年は続いているのだろうか。正式名称は「口云会」と書く。以前は木曜会と言っていたのだが、ネーミングがありきたりで味気ないというので10年ほど前に名称変更した。開催場所は門前仲町と決まっている。名前は変わっても結局、一杯飲みながら好き勝手なこと周りを憚らずに言い合う会なのだが、ここ2年3年ほど富岡水産こと富水での開催が続いている。

この会、名づけ親はメンバー誰に聞いても自分だと主張する方ばかりで、まさに「ああ言えば、こう云う」集まりである。でも本当の名づけ親は私なのだ。本当に口うるさい方々ばかりなので、「ああ言えば交友会（略称：交友会）」を提案したところ、長すぎてあかん、それなら縮めて「口云会」と決定したのは株式会社ガットの山崎社長だ。

もともと、近代家具出版の薄井会長とガットの山崎社長が中心となり桜やらフグやらオフィスなんとかやら、何かと宴席の口実を見つけては集まって自分の言いたいことを言い合ってきた。

例月の開催場所の「富水」は、富岡水産の名が表すように魚料理の人気店だ。門前仲町では有名なお店で年中賑わっている。お店の中で紙に書かれた魚辺の魚を酒の肴にし、言いたいこと言い放題の集まりが続く。
やはり人の集まりには、場所が大事なのだと思う。