12月3日 師走入り 今年もお世話になりました
今年も師走入り、一年間お世話になりました。 紙宇宙のエントラ...
銀座通りで唯一、遠慮なしに足を踏み入ることができるお店「文具の伊東屋」がやっとリニューアルオープンした。
100円玉を握りしめ文具探しにワクワクした以前のお店とは、若干違った雰囲気でのオープンなので、不満をおっしゃる方々もいらっしゃるようですが、個人的には、以前とは違った文具で銀座を演出してくれることに嬉しさを感じます。
7階の「竹尾」に足を運ぶ。
壁一面に吊り下げられている小さな紙片から、紙を選ぶ。
神田の見本帖とは違った趣の「銀座流」なのでしょう。プラスチックのフックはいささか興ざめだが、相当、空間を意識した演出になっています。
ただ、いささか残念に思うのは、「紙片が主役」となっていて、それを選んだ人が何を創造し創り上げるのかという「人が主役」という気持ちが、どうも稀薄に感じる。そういう人には神田へ行って、ということなのだろう。やはり、面積単価の高い銀座なのだろう。
東大の舘先生の計算折り紙の作品も若干並んでいて、ファーストヴィンテージの質感も良い感じです。