12月3日 師走入り 今年もお世話になりました
今年も師走入り、一年間お世話になりました。 紙宇宙のエントラ...
前回に引き続き、門前仲町のお話し。
門前という名が表すように、成田山新勝寺の東京別院が鎮座。富岡八幡宮と神仏対をなし、下町情緒豊かな町だ。毎月1日15日28日の縁日には、露店などが出店し賑わう。
歴史ある成田山新勝寺の東京別院だが、実はすばらしいペーパークラフトがここに有る。参道から入って左側に「深川龍神」スポットがある。龍神札にお願いごとを記し御祈願すると叶えてくれる神として有名だが、私が感心するのはこの「龍神札」。究極のペーパークラフトだ。
願い事を龍神札に記し、水瓶にそっと浮かべ、瞼を閉じながら願い事を祷る。ふーっと息をつきながら目を開けると、お札がすうっと青い筋を描きながら水瓶の中へ吸い込まれ消えていく。神がお願いを受けてくれた瞬間を感じる。
その間、約5秒~10秒。絶妙のタイミングを演出してくれる。
この瞬間を演出してくれるペーパークラフト「紙」がある。「水溶紙」といわれるもので、植物繊維を低く抑えることで紙の結合の強さをぎりぎり下げた紙だ。
この「水溶紙」と「龍神札」をマッチングさせた深川不動さんに、拍手!!