紙で旅するニッポン

2015年、明けましておめでとうございます。

せっかちな江戸っ子は、松の内までがお正月で7日過ぎたら正月気分なんぞ振り払えとおっしゃいますが、まだまだ初ナントかということで、今日は初ブログ。

 

仕事始めの今週、アポ無し訪問でも歓迎されるという新年のご挨拶回りで、王子にある「紙の博物館」訪問。折しも4階の企画展で「紙で旅するニッポン」を開催中。挨拶回りの慌ただしさを忘れ、学芸員の竹田さんにご案内頂く。

 

展示は、文字通り都道府県ごとのコーナーにユニークな紙の話題をモノと一緒に展示してあるのだが、今回は「関東・甲信編」なので、東京・埼玉・千葉・・・など各コーナーとも日帰りツアー。

 

そんな中で、「埼玉」にあったのが「赤福」の包装紙。なんでお伊勢さんが埼玉に置いてあるのと思ったら、「赤福」の包装紙、実は埼玉県産。世界文化遺産に登録された埼玉県小川町で作られている和紙とのこと。手漉きではなく機械漉きの和紙なので、世界文化遺産の紙ではないが、うーん、赤福やるなあ。

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赤福といえば名古屋・大阪・京都出張土産の定番品。実に広いエリアをカバーしていて、お土産選びの苦労を解放さてくれる優れもの。

最近、偽装やお家騒動で世間を賑わしているが、江戸時代初期から愛され続ける所以が包装紙一つにもあると知った。

「おかげさま」を大切に、今年もスタート。

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