開発ストーリー 一覧へ

開発ストーリー

開発ストーリー 05

商品名:「男鹿和雄展」トトロの折り紙

折り紙でわくわくする体験を創出

トトロの折り紙

折り紙でキャラクターを再現

男鹿和雄展

スタジオジブリの背景画家、男鹿和雄氏の作品を一堂に展示した「男鹿和雄展」において、来場者にトトロの折り紙を配布、ワークショップ形式で折ってもらい、男鹿和雄氏の背景画の前で記念撮影を行う企画。紙宇宙では、この企画に合わせてトトロの折り紙を設計生産しました。
色は3種類、青、緑、オレンジの中から好きな色を選んでもらい、折り上げたらマーカーで顔を描きます。すると世界で一つだけの「わたしのトトロ」が完成します。

1枚の紙から足としっぽを作り立たせる構造設計

映画「となりのトトロ」にでてくるメインキャラクターのトトロは、ふっくらした体、二本足でまっすぐ立って、どこかキョトンとしているとても愛嬌のあるキャラクター。このトトロを折り紙として再現する上で、最も大切だったのは、その愛らしいキャラクターイメージを損なわず、立たせる設計にすることです。

折り紙は、1枚の紙から折っていきます。折り重ねることで形を似せていくことはできましたが、その折り重ねで片面に重点がかかってしまい、2本足で立たせるためにはバランスをとる構造にかえなければなりません。そこでしっぽの構造をうまく工夫することで立たせる設計を実現できました。

わくわくする体験を創出

参加者の皆さんがとてもわくわくしながら折り上げたトトロに顔を書いて、男鹿和雄氏の本物の背景画の前にその「わたしのトトロ」をかざして記念撮影。とても楽しい企画を演出することができました。
ワークショップではテーブルが空くのを待ちきれず、壁で折り始める人もたくさんいました。わくわくする体験への参加が口コミでも広がり、展覧会の入場者数は当初の見込みの約2倍の人数となりました。

男鹿和雄展
開発ストーリー 一覧へ